【数字あり】セントラル浄水器の効果を全解説
「セントラル浄水器の購入を検討しています。そこで、普通の浄水器と比べてどの程度の効果があるのかを知りたいです。浄水器なんで塩素の除去ができるとか一般的なことはわかりますが、目で見てわかったり、数字で見てわかるようなもっと詳しいものがあれば、教えて欲しいです。」
「なるほど。確かに「水がきれいになります。美味しくなります。」というようなことでは個人差があり、わかりにくいのも当然だと思います。セントラル浄水器によっても、フィルターのろ材や本体の構造、公開されているエビデンスなど違いがあるので、弊社セントラル浄水器『ソリューヴ』のケースでその効果を解説します。」
まずは自己紹介
弊社、株式会社メイプル・リンクは、創業33年のセントラル浄水器メーカーです。セントラル浄水器『ソリューヴ』の企画・製造・販売を行なっております。長年セントラル浄水器の販売を行なっている弊社が、気になる疑問についてお応えします。
数字で見るセントラル浄水器の効果(セントラル浄水器『ソリューヴ』)
試験結果で見るセントラル浄水器の効果
「まずは数字でセントラル浄水器『ソリューヴ』の効果を見てみましょう。以下のリンクでは、浄水性能をご覧いただけます。一般的な水道水とセントラル浄水器『ソリューヴ』を通した水質検査から、最近話題の有機フッ素化合物PFOS/PFOAの除去能力試験、又農薬のCATの除去試験もご覧いただけます。」
「地域によって水質は異なりますが、セントラル浄水器『ソリューヴ』を通すことで、残留塩素、トリハロメタンなどの数値もそうですが、その他の有機物なども除去できていることが、詳しくおわかりいただけると思います。」
「有機フッ素化合物PFOS/PFOAはニュースでみました。こういうデータも公開していただくと、ユーザーとしてはわかりやすいですね。」
既に浄水場では、河川などの水源の水を安全に使えるレベルまで浄水していますので、セントラル浄水器の役割は、水道水が住まいに供給され、私たちが使用する時点で、残留塩素・副次的に発生するトリハロメタンやその他の有機物を更に除去するのに加え、水道水を供給するための水道管も老朽化していますので、そこを通って水道水が各家庭に供給される際の配管の赤錆や有機物・ゴミなども除去し、屋内の水道水を綺麗にすることにあります。
【水道管老朽化】法定耐用年数(40年)超えの管路は日本列島縦断往復20回分の長さ!? 【水道管老朽化】全ての更新に130年以上も!? 【全国】相次ぐ水道管破裂はなぜ起こる?「そうなると、セントラル浄水器は住まいを守る2つ目の浄水設備とも言えますね。」
画像で見るセントラル浄水器の効果(セントラル浄水器『ソリューヴ』)
カートリッジ・フィルターの比較で見るセントラル浄水器の効果
「次にこちらの画像をご覧ください。この画像は、弊社セントラル浄水器『ソリューヴ』をご利用のお客様が年に一回カートリッジ・フィルターを交換されるのですが、その交換時の使用済みのカートリッジ・フィルターと新品のカートリッジ・フィルターの比較画像です。」
「えっ…。こんなに違うんですか!?フィルターの比較は見たことがなかったですが。すごい差がありますね。こんなに汚れているんですか?」
「こちらは配管の赤錆です。」
「えっ…。水道水って一見透明なように見えても、蓄積するとこんなに違うんですね。」
「もちろん、地域によって差はありますが、概ね同じような結果になります。その他の事例や具体的な地域などをご覧になりたい場合は、弊社『ソリューヴ』の特設ページにてご覧頂けます。むしろ、都心よりも水の綺麗なイメージのある地方が汚れているというケースも多いです。」
以下のリンクで解説していますが、公衆衛生上必要な塩素ですが、実は塩素の酸化作用が配管の錆の原因だったりします。
【証拠あり】 浄水器で水道水の赤錆は除去できます 【必読】新築におすすめの浄水器がセントラル浄水器な理由DPD試薬で見るセントラル浄水器の効果
「次に浄水器の設置検査でよく見るDPD試薬による検査です。これは、よく浄水器の販売などでデモンストレーションしているケースを見られますが、水道水には塩素が必ず入っていますので、当たり前にこのような比較ができます。」
実際、浄水器を設置した後に、塩素が浄水されているかをテストするために、DPD試薬と呼ばれる塩素に反応する試薬を使い、ピンク色に反応するかしないかを検査することがあります。このテスト自体は、浄水器がきちんと設置されたかどうかを検査する上で大事な試験になります。
こちらが、ソリューヴのDPD試薬検査の結果例になります。
「私は、初めてみましたが、塩素に反応するんですね。」
「実は水道水内の塩素は肌に付着するのをご存知ですか?」
「えっ!?そうなんですか?」
塩素は肌に付着する
以下の動画をご覧ください。こちらは塩素が肌に付着することを実証したデモンストレーションです。実証内容は、2つのコップに水道水を用意して、残留塩素に反応するDPD試薬(塩素チェッカー)を入れます。一つのコップはそのままの試薬を入れます。当然、水道水の残留塩素に反応して、ピンク色に反応します。もう一つのコップは、試薬を入れる前に一旦、指でかき混ぜます。すると、こちらはピンク色に反応しません。これは、塩素が抜けたのではなく指に塩素が付着したことで、反応しなかったという実証結果です。これがお風呂でも起こっています。実は人が入浴する前の「一番風呂」と人が入った後の「二番風呂」がこの状態になります。
「水道水の塩素って抜けるまでに時間がかかるのに、かき混ぜただけで塩素が消えるのは、それが指に付着しているからなんですね。お風呂でピリピリした感じがするのもこれなんですね。」
一般的な浄水器が出口で浄水するのに対して、元付け浄水器は入り口で浄水する。
浄水器のフィルターは基本的に、お湯をろ過することができません。その理由は温度でフィルターが消耗するからです。詳しくは以下のページで解説していますが、セントラル浄水器は設置位置が住まいの大元ですので、浄水した水をお湯にすることができ、結果お風呂でもシャワーでも使えます。
【必見】お湯が使える浄水器は入口で浄水します通常の浄水器は、蛇口などの出口側で浄水しますが、元付け浄水器は水道メーターすぐの場所に設置するので、つまりは入り口で浄水します。このことにより、お湯はフィルターを通過しません。ですので、厳密に言えば「お湯を浄水できる」のではなく「浄水された水がお湯になる」ということです。
「そうか!浄水する位置が違うから、フィルターにお湯が通ることがないってことですね。」
お風呂のお湯は蛇口を開いて出るわけではない
「しかも、今のお風呂は蛇口を開いてお湯を入れるわけではありません。大抵の場合、室内のコントロールパネルから自動で温度調節をして浴槽にお湯を溜めます。元付け浄水器は大元に設置しますので、どんなバスシステムでも使うことができます。」
「なるほど。これって、すごいんじゃないですか。大元で浄水するので一台設置すれば、あとはどこでも使えるんですね。こう説明されると、トイレの温水洗浄も洗濯も浄水して欲しいなって思います」
まとめ
「いかがでしたでしょうか。「セントラル浄水器の効果」についておわかりいただけましたでしょうか。」
「はい。わかりました。実際の数字やフィルターの比較はわかりやすいですね。又、ニュースでやっていた有機フッ素化合物の除去などもタイムリーで参考になりました。」
「セントラル浄水器についてのより詳しい解説もご用意しておりますので、是非そちらもご覧ください。弊社セントラル浄水器『ソリューヴ』の詳細も特設ページをご用意しております。そちらも合わせてご覧ください。」
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