水道メーターはどこにある!?
「セントラル浄水器を設置しようと思っているんですが、水道メーターってどこにあるんでしょうか。」
「確かに気になりますね。では、こちらについて解説していきます。」
まずは自己紹介
弊社、株式会社メイプル・リンクは、創業33年のセントラル浄水器メーカーです。セントラル浄水器『ソリューヴ』の企画・製造・販売を行なっております。長年セントラル浄水器の販売を行なっている弊社が、気になる疑問についてお応えします。
水道メーターボックスとメーターとは
水道メーターボックスとは、量水器ボックス・メーターボックスとも呼ばれ、住まいやビルなどに取り付けられた水道メーターを収納するボックスです。ボックスは水道メーターを保護する為にあります。水道メーターは使用水量を計り、上下水道使用料金を算出する根拠になるので、戸建て住宅では玄関脇、集合住宅では各住戸の入口付近に設けられ検針します。
検針って何?
福山市の水道料金・下水道使用料は2か月ごとに検針を行い,その使用水量に基づいて,料金を算出しています。
検針は奇数月検針の町(Aブロック)と偶数月検針の町(Bブロック)に分け,翌月に水道料金・下水道使用料のご請求をしています。
下水道をご利用のお客さまは,水道料金と下水道使用料の合計額をご請求しています。
福山市「検針のしくみ」より引用
検針とは、水道料金や下水道使用料を計算するための作業です。通常、2か月ごとに行われます。この作業では、各家庭や建物の使用水量を確認し、その基づいて料金を算出します。検針地域は奇数月と偶数月に分けられており、それぞれ異なる地域で行われます。例えば、奇数月はAブロック、偶数月はBブロックで検針が行われます。下水道を利用している場合は、水道料金と下水道使用料の合計額が請求されます。
検針するのは誰?検針員の仕事とは
担当地域の顧客を戸別に巡回して、水道、電気、ガスなどのメーター(計量器)の数字を読み取って情報端末に入力し、使用量を算出した検針票を顧客に渡す。
厚生労働省jobtag「検針員」より引用
検針員は、水道、電気、ガスなどの計量器(メーター)の数字を読み取り、使用量を算出します。担当地域の顧客を訪問し、各家庭や会社のメーターの読み取り作業を行います。検針員は制服を着用し、身分証明書を持参して、ハンディターミナルに表示される顧客データの順に巡回します。メーターは屋外だけでなく、室内やビルの屋上、地下にも設置されている場合があります。特に水道のメーターは地中に埋められていることもあるため、点検鉤(かぎ)を使用して開閉し、数字を確認します。
読み取った数字はハンディターミナルに入力され、使用量が自動的に算出されます。その結果を検針票に印刷し、各戸の郵便受けに入れて顧客に渡します。
「使用した結果が、郵便受けに入っていますよね。」
水道メーターの設置場所
戸建ての場合
戸建ての場合、住宅によって異なりますが、宅地内の駐車場や庭の地面に、蓋つきのボックスに入ったような状態で埋められて設置されていることが多いです。蓋の上部には「量水器」や「メーター」といったような文字が書かれています。
マンションの場合
マンションの場合、外廊下の玄関の傍にあるパイプシャフトのスペースに水道メーターが設置されています。その他にも、ガスや電気のメーターも確認できます。パイプシャフト内の広さは環境によって異なります。
「なるほど。そこにセントラル浄水器を設置するんですね。」
セントラル浄水器の設置場所は水道メーターを境に住まい側すぐ
「では具体的に、住まいのどのあたりに設置するのかを弊社セントラル浄水器『ソリューヴ』の事例でみていきましょう。」
まずはお住まいの設置場所である水道メーターの場所を確認する
実際に設置する場所は、水道メーターを境に住まい側すぐの場所に設置します。この住まいの入り口部分である大元の場所に浄水器を設置することにより、家や店舗・施設で使う全ての水を浄水することができます。
水道メーターを境に住まい側は「私」の領域
上の図をご覧ください。こちらは弊社セントラル浄水器『ソリューヴ』の事例です。実際に工事をするときは、このような場所に設置されます。全ての蛇口で使えるように、水道メーターすぐの場所に設置されているのがおわかりいただけると思います。ここでの注目点は、給湯器の手前に設置されていることです。このことにより、フィルターの消耗を気にせずに浄水されたお湯を使えるようになります。
【必見】お湯が使える浄水器は入口で浄水しますまた、上の図に示すように、原則、水道メーターを境に住まい側を「私」。そして外側が「公」となり、住まい側は、所有者の判断で給水管の大元に浄水器を設置することが可能です。つまり、浄水器などの設置に関して、所有者の自由な範囲となります。どの浄水器も同じですが、公のエリアに設置することはできません。一般的な簡易浄水器は、水道の蛇口に設置するので、そのようなことはありませんが、セントラル浄水器は、設置した場所から先の部分が全て浄水されるので、この設置工事の場所はとりわけ重要になるのです。
「なるほど。水道メーターの確認と設置位置ですね。」
戸建ては屋外・マンションはメーターボックス内に設置
具体的な設置箇所は、一般的な戸建て住宅は屋外。マンションなどの集合住宅は、メーターボックス内になります。ケースによっては、ガレージなどの半屋内や、スペースを確保できる場合は、屋内設置を希望される方もいらっしゃいます。
設置環境はお住まいによって違う
実際、セントラル浄水器を設置する環境は、それぞれ異なります。水道メーターの場所はどこにあるのか。浄水器を設置できるだけの十分なスペースが確保可能なのか。また、設置する場所は、土なのかコンクリートや石などが敷設されている環境で、削りや穴あけなどの「はつり工事」が必要なのか。水道管の位置によっては、当然、そのようなことも発生します。庭などがあれば、散水栓の場所や、設置場所に砂利や植木があることもあります。住宅以外にも駐車場の位置が関係することもあります。寒冷地などでは、凍結防止のヒーターを取り付けるための電源の場所も重要です。
一方、マンションなどの集合住宅では、原則、メーターボックス内に設置しますが、そのボックス内の環境も様々です。十分なスペースを確保できる環境であれば良いですが、狭い場合もあります。又、ボックス内は広くても配管の状態によっては、理想通りの設置ができない場合もあります。そのような場合は、変形可能な配管であるフレキシブル管(フレキ管)を使うこともあり、きちんと後々のカートリッジ・フィルターを交換するための作業スペースを確保しつつ、設置工事することが重要です。
このようなことから、工事の現場においては物理的に設置ができないというケースも存在します。
「確かに、言われてみれば、個別に環境が違うのは想像できます。」
「お住まいの環境は千差万別です。スペースの確保しにくい都市部と比較的確保しやすい地方などの地域的な問題もあります。ですので、まずはお住まいの水道メーターや給湯器、そして、散水栓などがある場合は、その位置と水道メーター周囲にセントラル浄水器を設置する十分なスペースがあるのかを確認する必要があります。」
まとめ
「いかがでしたでしょうか。水道メーターの場所とセントラル浄水器の設置について解説しました。」
「はい。よく分かりました。やはりセントラル浄水器を設置する上で、水道メーターの位置は重要になりますね。」
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